伊達家の⾄宝と⾊彩豊かな庭園
本堂からさらに奥まったところにある光宗公の霊廟です。
洋バラが描かれた厨⼦があります。
洋バラが描かれた厨⼦があります。
本堂からさらに奥まったところにある光宗公の霊廟三慧殿は、技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物で国の重要⽂化財に指定されています。
バラの花はローマ帝国以来ローマを象徴し、⽔仙はイタリア、フィレンツェ市を表す花とされ、⽀倉常⻑がローマ、フィレンツェを訪ねた証として描かれたと伝わっております。
なお、厨⼦の中にはダイヤ、クローバー、ハート、スペードを描かれていると伝わっております。
[円通院寺伝による]
落ち着いた佇まいの⼤悲亭は松島町指定⽂化財に指定されています。
本堂⼤悲亭は光宗公の江⼾納涼の亭で、愛息の早逝を悼んだ忠宗公が解体移築されました。寄棟造萱葺の瀟洒な姿は、禅寺らしい落ち着いた佇まいを⾒せています。
大悲亭の前には、約350年前に造られた⼼字池と観⾳菩薩が住む補陀落⼭を中⼼にした庭園があり、この庭は⼩堀遠州(江⼾時代の⽇本を代表する作庭家)作と⾔われています。
桧材、寄⽊造り、漆箔、像⾼63cm。
四段の鱗型蓮台に坐し、右⼿を施無畏印、左⼿に未開敷蓮華を執る。豊頬・⾼髻の姿はりりしく、框座・透かし彫りの光背とのバランスもよく、室町時代の秀作であるといわれています。
切妻造茅葺の薬医⾨です。
本堂とともに松島町の⽂化財に指定されています。
本堂とともに松島町の⽂化財に指定されています。
約350年前に造られた⼼字池と観⾳菩薩が住む補陀落⼭を中⼼にした庭園があります。